DevExpres社コンポーネントの日本語リソース

DevExpress Components

相変わらず使ってます.便利に快適に.とはいっても常用して,うはー,っていうのは CodeRush の方なので,いまいちあれですが.それにしても v12 から今まで以上にコンポーネントも増えて,えらいことになってますの.もっともほとんどグリッドコントロールの利用がメインなんですな.データソースに IEnumerable がさくっと使えるようになったりしてて,これはこれはといった感じ.

ローカライズ日本語リソース


ずっと昔にナレッジベースへのリンクを張ってましたが,今はダウンロード方法から何から変わってます.
http://localization.devexpress.com/ *1 が v12 からスタートし,そこで自分で使用したい翻訳セットを選択し,ダウンロードする仕組みに変更されています.サーバーで翻訳されたデータからリソースが作成され,30分以内にメールでリンクが送られてきてダウンロードするという仕組みに.データは3日ほどサーバー側に保存されているようです.

翻訳率

翻訳率が少し下がっていて,現在 70.9% ほどになってます.新しいコンポーネントが増えていってるからかなぁ.

*1:アカウントが必要です

Visual Studio で ファイルをツリー表示したいぞ

なにをするの?

パーシャルクラスって便利じゃー.自分でもファイル分けたいときあるんじゃが,それだとフォームみたいになってくれへんのじゃー,なんでやー.ってことを考えました.

さくっとするで

ツリー表示どないするのんかなあ,とちょっと前から思ってたんやけれども,Web.config 周りで調べ物をしていたときに,ふとこれって全部のプロジェクトで使われてるはずじゃのうと Google 先生にお伺いを立ててみたら,vstemplate 書き換えるとええどー,って話があったけれどまあそこまでの話でもなかろうってことで,プロジェクトファイルを直接書き換えることに.

  1. プロジェクトをアンロード.
  2. 利用不可状態で,編集すると XML エディタでプロジェクトファイルを開ける.
  3. 置換して,全選択,切り取り,貼り付けを行う.
  4. 保存して,プロジェクトの再読み込み.

これで,さっくり完了.

置換文字列はこんな感じで一括置換した.

\<Compile Include=\"{.+}\\{.+}\.{.+}\.cs\" /\>
<Compile Include="\1\\\2.\3.cs"><DependentUpon>\2.cs</DependentUpon></Compile>

まとめ

いい感じでまとまるようになったけれど,何でもやるんじゃなくて,設計見直した方がいい場所もあるかもね.
あと,正規表現がへんなのは VisualStudio の検索文字列でグルーピングして ? が使えなかったから.使えるのかのう.

Redmine更新

Redmine 使うときの Ruby, gem, Rails のバージョン関連がいまいち把握していなかったので正直びびってた.使いたいプラグインがあったので気合いで始めてみたけれど,以外とさっくり.

移行したときの設定など.

やってみた

svn checkout http://svn.redmine.org/redmine/branches/2.2-stable redmine
gem install bundler
bundle install --without development test mysql postgresql rmagick
SQLite3
production:
  adapter: sqlite3
  database: db/redmine.db
  encoding: utf8
  timeout: 5000

dbfile から database に変わってた.

configuration.yml
production:
  email_delivery:
    delivery_method: :smtp
    smtp_settings:
      enable_starttls_auto: true
      address: "smtp.gmail.com"
      port: 587
      domain: "xxx" # 'your.domain.com' for GoogleApps
      authentication: :plain
      user_name: "xxx"
      password: "xxx"

メールの設定は email.yml からだけれども,全体の設定に変わったので,設定の前に email_delivery: を置く.

無事終わりました.

画面が大分とかわって,なんだか格好いい!がんばりましたー.それよりもブート時のサービスチェックのためのサーバーの再起動でディスクのチェックのために ssh ログインできないのが一番びびったのです.

Visual Assist X でのフォント色設定

何度やっても忘れてしまうフォント色の設定メモ.VisualStudio 問わずエディタの背景は黒派だけれども,自分ですると凝りすぎたり,毎回忘れたりでもう大変.
自分用の設定と自分で使ってるエディタの設定など.

Visual Assist X での設定

80FF80 : Classes, structures and typedefs
FFF080 : Variables
FFC0FF : Preprocessor macros
80C0FF : Methods

完全にC/C++用ですな.とりあえずは,これが背景が黒の時の自分設定メモ.

エディタ設定

Emacs での色設定

color-theme を使う.mac でのパッケージには同梱されてたけれども,その他は知らない.一覧から選びたいときには,https://code.google.com/p/gnuemacscolorthemetest/ からお好みのものをチョイスするなり,自分で作るなり.
普段使ってるのは color-theme-clarity.理由は最初に使い始めた Meadow の色と同じな気がするから.

Meadow での色設定.

今はどうかわからないけれども,標準では color-theme は入ってなかったような気がする.ショートカットの作業フォルダを %HOME% に書き換えるときに,-rv オプションを付けると,背景黒になるので,ずっとこれ一択で使ってた.

Visual Studio での色設定.

http://studiostyl.es/ で,カラースキームを作成できるので自分用に作成して .vssettings ファイルとして取り込んで使ってる.Visual Studio の ツール(&T) メニューから 設定のインポートとエクスポート(&I)... を選んでダウンロードしたファイルをインポートしてあげればOK.
ちなみに,Meadow愛のためにほぼほぼ同じにしたつもりのスキームは rv として公開しているのでよろしければどうぞ.

なので

Emacsでは color-themeVisual Studio では Studio Styles
エディタの色設定は楽しい.

DXperience 12.2

レポート周りでのちょっとした変更

今まではプロジェクトコンバータを使って特に問題がなかったので,いきなりの不意打ちを食らった感じ.今までレポートオブジェクトについていた印刷関連のメソッドがいきなりどっかにいってもた.
レポート機能自体はマルチプラットホームの部分に入っていたので今までが変と言えば変だけれどもやっと,なのかな.それにしてはヘルプが追っついてきてないし.

Lesson 1 - Create a Static Report - Online Documentation - Developer Express Inc.
private void button1_Click(object sender, EventArgs e) {
    // Create a report. 
    XtraReport1 report = new XtraReport1();

    // Show the report's preview. 
    report.ShowPreview();
}

private void button2_Click(object sender, EventArgs e) {
    // Create a report. 
    XtraReport1 report = new XtraReport1();

    // Print the report. 
    report.Print();
}

private void button3_Click(object sender, EventArgs e) {
    // Create a report. 
    XtraReport1 report = new XtraReport1();

    // Open the report in the End-User Designer. 
    report.ShowDesigner();
}
How to: Show a Print Preview Form - Online Documentation - Developer Express Inc.
using System;
using System.Windows.Forms;
using DevExpress.LookAndFeel;
using DevExpress.XtraReports.UI;
// ...

private void Form1_Load(object sender, EventArgs e) {
    XtraReport1 report = new XtraReport1();
    ReportPrintTool printTool = new ReportPrintTool(report);

    // Invoke the Print Preview form modally, 
    // and load the report document into it.
    printTool.ShowPreviewDialog();

    // Invoke the Print Preview form
    // with the specified look and feel setting.
    printTool.ShowPreview(UserLookAndFeel.Default);
}

対応方法

上のサンプルはエラーになる.今までレポートクラスにあったメソッドはなくなって DevExpress.XtraReports.UI 名前空間にある ReportPrintTool を使わないといけなくなった.
変更については, http://www.devexpress.com/Support/WhatsNew/DXperience/files/10.1.4.bc.xml#autolist23 このあたりを参照.
って,かなり前の変更だったのか.

Windows8用コントロールなど

Windows8用各社コントロール

インフラジスティックスからもWindows8用コントロールのベータ版リリースの案内があったので,これで各社WinRT用はそろったことになるのんかな.

DevExpress

CodeRushつながりで.
DXTREMEという製品で,WinRT用のコントロール各種と,HTML5JavaScript を使った,モバイル用の環境.RT用は,いつものって感じのラインナップ.各種エディット+ピッカー+グリッド+各種ビュー用コンテナ+WinFormsではお世話になったレイアウトコントロール+チャート+WPFから入っているマップ.WinForms,WPFと全体的なコントロールの構成は変わっていない感じ.
発売記念として,2012年12月3日までに,各種コントロール所持者に 12.2 および 13.1 の間無料で利用できるオファー.Universalサブスクリプションだと,永久更新料据え置きの模様.
個人的には,WPF用のコントロールが,テンプレート周りとか,コマンド周りでもうなんだかどうなのよ状態.後テーマ,スキン周りだなあ.

Syncfusion

Metro Studio使わせていただいております.
WinRT/XAML/.各種エディット+ピッカー+各種ビュー用コンテナ+ダイアグラム+チャート+マップ+ワード,エクセル,PDFへのIO.ダイアグラムと,RadialMenu,およびカルーセルではなく,カバーフローが特徴かなあと.各種ピッカーのデザインもモダンな感じで,RadialMenuは,タッチデバイス専用だぜーって感じが満々な個人的にはむほほとなる.コントロールの数は全部で 20.
ただいまお値段据え置きの,$99と非常に魅力的なのだけれどうーんうーん.ローカライズ関連はやぶさかではないのだけれど.みんなアレルギーあるみたいに読んでくれないからなあ.と,調べてみた

Infragistics

Windows 8 対応 NetAdvantage for Windows UI 発表!と言うメールが届いて,ベータ版をダウンロード.製品紹介のページにはまだコントロール一覧や,値段については載ってないみたい.ソリューションが入っていて,NuGetパッケージのような構成でDLLが入ってる.アプリはランニングの記録を見るといった趣で,タイル,チャート,マップが使われてる.
お値段不明.WPF版が,プライオリティサポートなしで99,750 円なので,もう少し安い感じなのかな.
実際,WPFコンポーネントと併せて欲しいなと.でも,それだと NETADVANTAGE 買うのとかわんない気がする.

Telerik

RadControls for Windows 8と言う製品として.
エディット+ピッカー+ビュー+チャート+ゲージ.15+ってことで数は少なめ.
今ならお値段据え置きの$99で,最終的には $999 の製品.WPF版も同じ $999 なので,うーんて感じ.

選ぶのは?

Syncfusionの WinRT/XAML/ 欲しいなと.

Visual Assist X Build 1849

Build 1849

  • Incremental Search中のバックスペースを利用したときの挙動を修正
  • Find Referencesが遅くなる場合があったのを修正

特に大きな変更は無いみたい。小さな Fix のみ。

Visual Assist X って何だ

コードアシスト + リファクタリング を行う VisualStudio のアドイン。Whole Tomato Software, Inc.
ほかにもアドインとしては、Refactor!とかReSharperなどもあるけれど、c++のアシストがかなり多いのが特徴。

言語別で

c# とか VB 等だけ使ってるなら、もちろん IDE は VisualStudio だろうし、VB はともかく*1c# だとまあ、リファクタリングは少しぐらいは可能。しかし、専用のアドインだと、ぐっと楽になります。どれも30日体験版があるので、忙しいとき、今からちょっとコード見直すとか、なんだか直したい、って時に一度入れてみて使ってみるのが良いと思います。

暇なときとか、時間があるときに、テスト用のコードでとかすると、コードの力が弱いので、あまり恩恵は感じられへんかもしれないし、入れていても、害になることは無いと思うので、ある程度の負荷があるときが良いんじゃないかなあ。

VB

VBだと、ReSharper か Refactor!。
ReSharper は30日体験版のみ。製品版は VB エディションが存在するので、ちょっとお安く済ませられるかもしれへん。
Refacter は VS2005, VS2008 と、無償版が紹介されてたんやけれども、今は CodeRush Xpress! として、まとまっているみたい。CodeRush は、コードアシストを行ってくれるアドインで、DevExpress社では、2製品構成になってる。CodeRush + Refacter で、ReSharper 相当になるんかな。現状、どっちも入れてるんで区別ついてないかも。Refacter 単体でも買えるので、リファクタリングのみでええよって場合は、製品としては安いかな。Xpress 版を使い続けることも可能だけれども、こんなの出来ないかな−と Xpress 版で思ってたことが、Pro 版なら出来るという罠も。

以下共通で

購入するときの目安として、ReSharper はバージョンによるサブスクリプション。Refacter, Visual Assist X は、年単位のサブスクリプション。Refacter は、DevExpress 社のコントロール集 DXperience のエンタープライズ版を購入すると一緒についてくる。
VisualStudioギャラリーの評価順では、Visual Assist X, ReSharper, Refactor!。
ReSharper は、インストールした物の、機能がかぶりすぎててすぐ消してもうたんで、Refactor! との差がよくわからないので、好みで選べばいいと思うよ。Refactor! の Code Metrics がお気に入り。
これも踏まえて、どれが好きかはお好みで。

c#

VBと同じ。

c++

Visual Assist X 一択。リファクタリングだけでなく、コードアシストを含めて。機能として、生のc++での開発で必要な部分の壺を押さえてあって、納得の機能が多い。DirectX な人とか、SDK + メイクファイルプロジェクトな人なら、お勧め。いや、すぐにでも入れてみるべきだ。
Refacter は、無償版が Refactor! for C++ としてあるので、無償で行くなら Refacter。UI が c# で、コア部分は Windows SDK とかなら、Refactor! の方が相性良いかもしれない。

最後に

リファクタリングツールは、どれもなれちゃうと 後には引けません。g++だろうがなんだろうが*2VisualStudioです。いきなりIDEで、IDE内で完結した開発のみってのは、個人的にあれですが、コンソールでのビルドツールを使った開発でも、自信がついてくればIDEに移行するのもあるかと思います。
パターンに近づく、離れると言ったリファクタリングを行う場合は、あれですが、日常的なコードを書き下す時において、常にコードの品質が維持されるし、書き方すら変わります。本当。

*1:VBだと、標準でのリファクタリング項目が非常に少ない

*2:emacsにはXrefactoryがあるけれど